最光寺について

最光寺は、正式名称を「真宗大谷派 法龍山宝積院最光寺」といい、宗祖は親鸞聖人、本尊は南無阿弥陀仏(尊形は阿弥陀如来)です。

本願を信じ、念仏をもうさば仏になる (歎異抄12章)

「あなたを決して見捨てない」という仏さまの願いを信じ、自分が人生の主人公となって生きていくということ。そして、一生の自分探し。

という教えのもと、729年(天平元年)に草創して以来、地域に根差したお寺として、歴史を刻んでまいりました。

聞法会やグリーフケア、子ども食堂、教誨師としての訪問など様々な行事を通し、地元の方々と交流を深めてきました。

横須賀市野比の海の見える高台に位置することから、地元の方からは「浜の寺」とも呼ばれています。

最光寺の歴史

最光寺は、七百二十九年(天平元年)、行基菩薩により、高座郡菱沼(茅ヶ崎)に草創された。

その後、紆余曲折を経て、親鸞聖人の直弟子である常念坊という僧が竹房を開き、念仏を広めた。

当坊中興開基の円光は、常念坊より譲り受け、嘉禄年中(千二百二十五年~千二百二十七年)に、竹房を再興し、念仏を広め、最光寺の基礎をつくった。

円光は、俗名を伊豆守時国といい、藤堂家の祖先である。

(法龍山最光寺―『浜の寺縁起』より)

酒出でつ
庭いちめんの白梅に
夕日こもれるをりからなれや
友の憎いまだ若けれしみじみと
梅の老木をいたはるあはれ

境内には、若山牧水が友である現住職の祖父に向けて、詠まれた歌が綴られている歌碑があり、長い年月の中で、最光寺が歩んできた歴史の一片を垣間見ることが出来ます。

住職の想い

「南無阿弥陀仏」のこころを
親鸞聖人からいただき。

門徒のみなさん、またご縁をいただいた方たちと共に己をみつめ、これからどこへ向かって生きていくのかという大切なことを、こころにかけていきたいと思っております。

アクセス

〒239-0841 神奈川県横須賀市野比3-9-5

Tel. 046-848-1010 Fax. 046-849-8633

Email. info@saikoji-miura.com